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【ピカ速】 S&P500 お釈迦様の手の内だった一週間 大局観をもって見ていきましょう
標準普爾500指數
【ピカ速】 S&P500 お釈迦様の手の内だった一週間 大局観をもって見ていきましょう
由picassoman提供
關注
關注
2020年3月6日
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2020年3月6日
はい。ピカソマンです。こんにちは。
上図はSPX
下図は米国債(10年)
それぞれ日足です。
今週一番注目すべきだったのはやはりFRBの0.50%もの
緊急利下げ
です。現在FFレートは
1.00~1.25%
になりました。
さらに市場は
0.75%~0.5%もの追加利下げ
を見込んでいるというのですから驚きです。そうなるともうほとんどゼロ金利に近づいてしまいます。
今までの0.25%単位の攻防での悲喜こもごもはいったいなんだったというぐらいの事態です。
ドル円のロングポジション持っている人は大変ですね。ほとんどスワップがつかなくなります。
同様にドル資産をもっている意味も急激に薄れますから一気に巻き戻しが起こってしまう可能性が。
米国内としては、緩和的なんですけど、海外からドルが集まらなくなると結局米国資産の買い支え役が??
あまりにも大きな利下げというのは、荒療治となりますから、市場にはプラスとはいいきれないんですね。
さて、連日ものすごい大きな値幅で株価が動くものだから、トレードに参加していた人は毎日がビッグイベントだったような感触だったと思います。
でも、ちょっとチャートを見てください。
実は、今週一週間は持ち合いパターンをつくっていただけなんです。
いったん底をつけたあと早期にこの事態は見越していましたので、前回の3/3の解説(下段にリンクはっています)の時点にて図に加えてありました。
結局毎日上だー!! 下だー!! わーー!! ぎゃーー!!といっていても、
孫悟空がお釈迦様の手の内で右往左往しているだけの一週間だったわけです。
あまりにもボラティリティが高まると普段とは
「スケール感」
ががらりとかわってしまうので、まずそこをリセットした上で冷静に市場を見ることをお勧めします。
もちろんこの持ち合いからどちらかにブレイクするというシナリオになると思います。
ブル(買い手)の人にとってはきつい週末となりましたが、なんとかフラッグ化した底値ラインを維持しましたので、まだ戻していく可能性は残っています。
むしろ少しボラティリティ的に落ち着いてゆるやかーに上っていくときが本当の上昇です。がーっと戻したらまたがーっと落とされると思います。
あと当然ながら、今の底値ラインをわったらどこまで落ちるかわかりません。
短期トレーダーの方は、ポイントはつかみやすいと思いますので、メジャーラインで逆張りするか、ブレイクアウトについていけばいいだけでしょう。
長期の人はあまりがちゃがちゃすると短期トレーダーとかわらなくなってしまうので、もう少し落ち着いてからいきましょう。
DJI
Multiple Time Frame Analysis
SPX (S&P 500 Index)
Supply and Demand
Support and Resistance
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