【AUDCAD】20200518 月足下降チャネル上限での三尊完成による売り狙い

前回のオージーカナダの相場分析(下記リンク参照)では、実は今回の相場分析と同様に月足下降チャネル上限からの絶好の戻り売りポイントと称してショート戦略を解説しました。
しかしその後価格は下落せずに、引き続き月足下降チャネル上限をウロウロとラインウォークしているような状況にあります。

ですが、前回の相場分析からしばらく時間が経過して再度売りポイント到来と思える局面に入ったため、改めて今回着目している売り狙いについて解説します。

それでは長期足の振り返りから環境認識を行なっていきましょう。

<長期足>
月足
2018年からの下降トレンドです。
大局では下降トレンドにあるということを念頭に置き、
赤の下降チャネルの動きを週足で確認します。
快照


週足
週足を見ると、月足で引いた下降チャネルの中において、直近は緑の上昇チャネルに沿った上昇(調整の上昇)を形成していたことがわかります。
そして月足下降チャネル上限にローソク足が差し掛かったのと同時に、緑の上昇チャネル下限を抜けて、すなわちこれからは下降トレンドに移行していくことが考えられます。
オレンジの二本の水平線は日足で引いた意識ラインですが、週足でも表示させています。
直近3本のローソク足の上限がこれら二本のオレンジ線で止まっていることからも、ここがレジスタンスラインとして機能していることが伺えます。
この水平線のレジスタンスからもここを境にして下降していくことを考えられます。

快照

<中期足>
日足(最上部チャート)
日足で下降チャネル近辺の動きを観察します。
オレンジの水平線でレジスタンスされていることはもちろんですが、同時に三尊を形成しようとしている動きも読み取れます。(青の描画ライン)
月足という長期トレンドでは下降トレンドであり、週足、日足で見たように、オレンジの水平線でもレジストされていることから、日足レベルでも今後下降トレンドに移行していく可能性は高いです。
これらに加えさらに日足で三尊が完成すれば、下降トレンドへの転換の要素は十分に揃ったと言えるでしょう。

<今後のシナリオ>
日足で三尊が完成し、日足で下降トレンド転換することを想定したショートを狙います。

エントリーポイント:
現在のローソク足が現在接しているオレンジの水平線でレジスタンスされ、さらに赤の下降チャネル上限を下抜けたところで、下降チャネル上限を背にしたショートを狙います。(青の折れ線)
利確:
まずは下降チャネル中央線までを分割利確で狙い、そこからさらに伸ばしていけるようであれば残りのポジションを下降チャネル下限まで伸ばしていきます。
損切り:
日足に表示している一番上のオレンジ水平線を実体で抜けたポイント。
リスクリワード3以上は狙える絶好のショートポイントです。
損切りが100pipsくらいになる想定なので、仮に100pips逆行しても良いロットでエントリーしましょう。

AUDCADChart PatternsTrend Analysis

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