S&P500先物、フィボナッチ78.6%を上回って横ばい

今週の振り返り

週足は高値・安値切り上げの上昇。
今週は日足ではフィボナッチ78.6%を上回ってからは横ばい推移していました。
7月16日最高値の一歩手前で待っている状況で、利益確定売りをこなしながら、どちらにエネルギーが放出されるか攻防中だ。
ただ今の水準では出来高が薄いまま。

7日出来高加重移動平均線まで下がるが、また上に戻る動きで今のところは上昇トレンドを維持している。
7日出来高加重移動平均線を明確に下抜けていかない限りは反落にはならないだろう。

ここで止まっている要因のひとつは、次週、生成AIテーマ本命・エヌビディアの決算発表を控えているからだろう。
M7も今週は横ばいでスッキリしない動きで待ち。
エヌビディアの決算結果へのリアクション次第で指数も動いていく可能性がある。

次週金曜日にPCEがあるが、CPI・PPIが順当だったので大きく荒れることはないだろう。

もう一つのリスクは中東情勢だろうか。念頭に入れておきたい。

次週のシナリオ
①上昇する場合

まずは7月16日最高値付近までの上昇が想定。少し上回り最高値更新が順行ルート。

最高値更新したところで利益確定売りもシナリオの一つ。

そのまま上昇するなら、5,800が次の目処。勢いがあるなら5,850が上限イメージ。

②下落する場合

反落する場合は、フィボナッチ61.8%付近が最初の目処。

フィボナッチ61.8%を下抜けていく場合は、フィボナッチ38.2%が次の目処。
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