木を見て森も見よう! ~大局観を備える~

(GC1!)ゴールド 月足

コロナショックによってマーケットが荒れています。
そして、世界の経済がストップしたことで、活況があるのは「巣ごもり関連」くらいで、多くの産業が厳しい状況となっています。

食料品でも電化製品でも、株式市場や為替市場でも、基本は需要と供給のバランスです。
今はマスクなどの医療関係などの物は供給不足となっていますが、
不要不急により供給過多というか、需要激減によって大きく下落しているものが増えてきました。
株式市場も30%前後下落しましたので大きい動きですが、金融政策期待などから辛うじて踏ん張っているようにも見えます。

ただ、原油市場などは年初来から見れば、価格が半値以下になっており正に暴落といってよい動きになっています。
石油関連の企業やものは大きな影響を受けています。

ただし、モノの価格が下がるということは貨幣価値は上がることを示唆しています。
そして、通貨の側面も持っている有事に強いゴールドは勢いを増して上昇しています。
2011年に史上最高値をつけてから2015年までは調整局面となっていました。
そこから切り返しが入るのですが、まずはトライアングルを上抜けし、更にチャネルラインも上抜けしてきました。
後は高値を更新するか否かが注目となります。

大局を見ると、高値更新に挑戦しているようです。
そして、もし高値更新となればどういった展開になるのでしょうか?
どうなるかは分かりませんが、この上なく楽しみです。

いつの時代も下がるものがあれば上がるものがあります。

最近は動きが大きくなっている銘柄が多いので、もしかしたら、時間足や分足ばかり見ている人が多いかもしれません。
でも、時には大きな流れも確認してマーケットの全体像を捉えることを意識されてみても良いかもしれませんね。
Chart PatternsTechnical IndicatorsTrend Analysis

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