前回の投稿では、
>日経225は3/8の大底から反発開始、その後は、
>・パーフェクトオーダー。
>・高値/安値が切り上がり。
>・レジスタンスラインを一つこえて28000円台乗せ。
>を示現して上昇トレンド入り。
>当面の目標は29000円、そして30000円の大台です。
と書いていますが、その後は調整が深くなり4/13まで下落が続きました。
現在は下降トレンドに転換の可能性も出てきていますが、概ねレンジでの推移となっています。
日経平均の昨日時点でのPER=12.83です。
株式益利回り(株式益回りとも言う)は、7.79%にもなっており、
10年国債利回りの0.245%に対するリスクプレミアムは7.55%にもなります。
つまり超割安水準です。
一方、
S&P500はPER=24.9 株式益利回り4.02%
米国10年債利回り2.82%に対するリスクプレミアムは1.2%しかありません。
日経平均に関しては、市場参加者はかなり弱気になっているようです。
PERが15倍まで買われれば日経平均は31000円になる計算ですから。
チャートでは、現在は高値安値の切り下げが続く一方、直近の動きはレンジ化しています。
レンジを下抜けすれば、はっきりとした下降トレンドに移行となります。
そうなった場合は、売りをメインにトレードしていきます。
逆にレンジを上抜けした場合は、上に抵抗ラインが多いので簡単には上昇してはいかないかもしれません。少しトレンドの確定を慎重に確認していきたいと思います。
*日経225については、毎週火曜日に掲載しています。