今週の振り返り
月曜は11,800を下回ってたが、SVB経営破綻の続報が合って反騰開始。
十字線でのスタートとなった。
CS経営危機の報道があっても、月曜ほどの下げになることなくリスクオン継続。
金利低下➡メガテック主導の株式買いでナスダックは急角度で上昇推移。
リスクヘッジで避難先として買われたメガテックが、次週以降どうなるかは材料次第。
チャートでは、レジスタンスライン(赤色直線)まで上昇したが、金曜の警戒売りでちょうど跳ね返された形だ。
週末のヘッドライン警戒でポジション縮小したのではないだろうか。
EMAは上向き、SMA200はやや下向きから平行に近い向きで、短期的には上を示している。
次週のシナリオ
①リスクオンが続く場合
再びフィボナッチ78.6%をしっかり上抜けることができるなら、
9月高値の屋形越えを狙う可能性はあるかもしれない。
ただし反落ポイントになりやすい点は注意。
まずは前哨戦のレジスタンスラインでの勝負に勝てるかどうか。
そのためには金融関連のヘッドラインが安心感を醸成すること、FOMCが通過できることが条件となりそう。
②さらなる悪材料出現でリスクオフとなる場合
材料次第によって当然下げ幅は変わるが、フィボナッチ38.2%ライン≒EMA200付近が下げ止まりとなるかが最初のテストポイント。
テストポイントを下抜けるとSMA200~11,677を目指す可能性がある。
勢いの強さで下値の幅感を観測するほかない。