過去の大暴落では大きく利上げしている時は株価は関係なく上昇し、
利下げに転じた瞬間に大暴落が始まっていることが分かります。
この理由はよく分からないのですが、利上げのダメージがピークになって
株式市場の崩壊が始まるのがちょうど利下げと重なっただけかもしれません。

現在米国は利上げ中で株式市場は下落中なので、
過去の大暴落とは違った動きを見せていますが、
利下げに転じて安心感が出た時こそ最大限の警戒をするべきなのかもしれません。
註釋
むしろ大暴落を察知して慌てて利下げしたが、時すでに遅しだったと見るべきか・・・。
註釋
「じっちゃま」こと広瀬隆雄さんがこの現象について解説していました。
「投資シグナルの読み方 景気、金利と個別株の関係 トウシル 」
と言う記事です。検索してみることをオススメします。
註釋
ーーーー2023年5月4日追記ーーーー
この後も色々調べていましたが、
この現象は利上げによる経済のダメージにはかなりのタイムラグがあり、
その影響が数カ月~1年後に出てくるためのようです。

つまり、利上げしている時はまだ経済は普通に動いているが、
ダメージが徐々に蓄積されて行き、
限界を迎えるのは利上げの時期よりずっと後になるため、
利下げに転じたとしても関係無く株式市場が暴落してしまうようです。
註釋
エミンユルマズさんがこの現象について
重要なヒントをツイートしていましたので追記します。
「大暴落のメカニズム」
👉大きい金融機関が破綻
👉クレジットスプレッド(企業の信用度が下がるため金利を上乗せする)の拡大
👉リスクオフで投資家が長期債に殺到
👉長期金利が暴落(債券価格が暴騰)
👉ドル暴落
👉株暴落
👉FRB緊急利下げ
👉株がさらに暴落
👉大型財政出動と量的緩和の再開 (ここらで株を買えば良いのかも?)
👉株の底打ち
👉金利安定
👉為替安定
註釋
YouTube【世界経済情報】モハPチャンネルの
【米国経済】イールドカーブは景気後退をどう折り込む?債券市場の見方を解説!
と言う動画を見ていただくと分かりますが、
当時はどうやら景気が極端に悪くなったために、FRBが急速に利下げを行ったらしいです。
つまり、大暴落を察知して慌てて利下げしたが、時すでに遅しだったと言う事のようです。
と言うことは、当時の投資家たちも注意深く世界情勢を見ていれば、
大暴落の兆候は事前に察知出来たのではないかと思われます。
今後は失業率の急上昇や、利下げタイミングは注意深く見ていく必要がありそうです。
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