S&P500はレジスタンスを上抜けて12月高値に迫る

ソフトランディング期待、実質金利低下で上がったかのような指数。

買い圧力が強くなって上昇。
・水曜はEMA20で押し目買い(ピンク丸)
・レジスタンスラインとEMA200を実体で上抜け(4,000超えキープ)
・フィボナッチ78.6%を突破。
・マイクロソフトは決算ミスだったが、許されたような値動き。テックセクターも好調の週でした。

利確売りが増えやすいタイミング。
「レジスタンス超えた!買い転換だ!」と意気込む買い勢力に対して、利確売りをぶつける「絶好の売り場」と見る人も出てきやすい。
・前回高値4,100.96が間近で上ヒゲの利確売りが発生。
・EMA75からの乖離率が上昇

賃金インフレが収まらないと、サービスインフレがしつこく止まらないと考えるFed。FOMCでどう判断するか問われる。
また、決算本格シーズンなので、ビッグテックを始めとした決算のサプライズや反応にも要注意。

①売り圧力が強くなるシナリオ
・12月高値や9月高値付近で反落
・レジスタンスラインがサポートラインに変化して反発するかテスト
・特にトライアングルの右側ラインが重なる点(青丸)は、出来高が多いゾーンでもあるので、押し目となるかどうかの重要ポイント。
・レジスタンスラインを下抜けるとフィボナッチ23.6%前後どこまで落ちるか確認

②9月高値を上抜けていくシナリオ
・買い圧力が強くなり、8月高値を天井に目指す可能性はある。
・しかし一直線に上がれる蓋然性はないので、時間調整が必要な印象。
・161.8%まで上がれず失速する可能性がある。
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