今回の投稿は、日足にて短期的な視点からの見方になります。
S&P500は3/14の安値が起点となり反発上昇。
史上最高値から今年の安値(2/24ザラバでの安値)までの間での
フィボナッチリトレースメントを引いてみると
3/18 半値戻し達成
3/25 61.8%戻し達成
と、順調に反発。3/29に戻り高値をつけています。
その後はおそらくは利益確定売り主導でしょう。下げていますが、
一昨日からはブレイナード理事の発言をきっかけにしてさらに下落が進んでいます。
3月のFOMC議事録要旨発表で、QTが急ピッチで進められることが議論されていたことも明らかになりました。
議事録要旨の発表後は少し戻していますが、市場参加者は再び警戒モードに入っているようです。
現在はちょうど50%戻しレベルで止まったところになります。
「半値戻しは全戻し」
という説(格言?)があるように、半値戻しは大事なレベルになります。
ここから再度反発して3/29の高値をブレイクできれば、3/14からの反発上昇の動きは継続。
一方、割り込んでいくと、EMA30も割っていくことになるので、再度下に向っていく可能性が出てきます。
本日はちょうど分岐点になっています。
短期の視点からは、本日からの動きに要注目です。
下向きになれば、CFDにてショートをしていきたいと思います。
なお、長期投資のほうでは、大きく下げた場合は現物を追加で買ってみたいと思います。
*米国株については毎週水曜日に投稿しています。
今回は3月のFOMC議事要旨を見てからということで木曜日になりました。