株価を動かしているのは人間の恐怖と欲望です。
損失に対する恐怖から投げ売りが出されて、大きく下落しますが、
投げ売りしたい人がいなくなると売り物が出なくなり、その後は買い戻されます。
Twitterで度々投稿していますが、暴落の底では富が移転します。
(今回、S&P500の下落幅は-12%程度だったので、-20%の暴落ではなかったですが)
長い下ヒゲの先端、大底でピンポイントで売った人、買えた人は少ないとは思いますが
先週大きく下げたところは
富(株という資産)の所有者が入れ替わったところになります。
米国株の長期的な成長に投資していくのならば、下げたところは絶好の仕込み場になります。
そういうところで株数を増やすことが大切です。
私も前回の投稿に書いたとおり、この下げの局面では買い増しをすすめておきました。
ここまでは長期投資の観点からの見解です。
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CFDでの短期トレード(証拠金取引き)の観点では、
下降トレンドが継続していけば売りメインで回していく考えでしたが、
目先反発してきたので、「突っ込み買い」から始めて回転させていました。
米国株価指数は先週FOMC前後の乱高下の1週間となりましたが、
金曜日は大幅反発で終了。そして今週の月、火の2日間も大きく上げて、
短期間のうちに半値戻しを達成しています。
相場の格言に「半値戻しは全戻し」というものがありますが、
半値戻るとそのあとは様子を見ていた投資家からの買い戻しが活発化し、
あわせて売り方のロスカット買いが進み、全戻しに進んでいくということです。
EMA30を超えるほど上昇してきた場合は
上昇トレンドに切り替われば今度は買いをメインに回転させていきたいと思います。
*米国株については毎週水曜日に投稿しています。