👑トレードアイデア 超短期米国債の利回りから見る世界同時多発的通貨暴落の結末「ドル円の上昇は12月に終わる」

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みなさんこんにちは。
本日はUSDJPYドル円の上昇はいつまで続くのか、つまり「いつ終わるのか?」について
お伝えしたいと思います。

そもそもUSDJPYドル円の上昇(円の暴落)ですが、その原因として
一般的に言われているのは、おおかた

・米国のFRBが金融引締に政策転換した
・非常に早いペースで利上げを続けている
・特に日本は、世界で唯一緩和政策を継続していて米利上げの影響を受けている
・日本経済は弱い

ということでしょう。

しかし、
米利上げは世界中の国に影響するものですし、
緩和政策から転換した国も通貨が暴落しておりますので
円の暴落の一因ではあるものの、これだけの暴落の説明にはなりません。

また、日本経済が弱いということについても、トヨタなどは過去最高益を更新し続けていますし、
海外からたくさんの工場が日本に帰ってきておりますので、

日本経済が(他国に比べて)弱いなどとは到底思えません。

本当の原因と発端は、
天文学的な規模で膨らんだデリバティブの後始末が始まっているということであり、
CS:クレディ・スイスCSを始めとした
アングラマネーを取り扱う投資銀行が破綻しかかっていることにあります。

破綻しかかっているというと彼らも被害者であるように思ってしまいますが、
デリバティブで儲かったお金をどんどん回収して逃げる準備をしている、しかもバレないように
という表現が適切。

逃げ切るためには、バレないようにこっそりと進めなければいけません。
そのために日銀がいいように利用されているのです。

そのスキームはこうです。

1 米国の金融政策を転換し利上げを開始
2 現金(預金)が最も楽に儲かる投資手段となる
3 米国債、株式などをどんどん預金化する
4 デリバティブの原資産が暴落する
5 デリバティブを維持するための担保が天文学的に不足する
6 担保(ドル建ての超短期米国債)を買い集める
7 世界的にドルが足りなくなりドル高に
8 ドル円の上昇を目立たせ日銀の介入を正当化。IMFと米国は介入を容認(むしろ直接指示)
9 米国債保有高世界1位の日本に中長期米国債を売却(為替介入)させる。米ドル売り介入ですので市場に米ドルが供給される。
10 中長期米国債が暴落するので買いたい人も増えるが、FRBは米ドルを中長期米国債に再投資できないよう「ランオフ」を行っている
11 市場に放出されたドルでヘッジファンドが淡々と超短期国債を買い集める
12 原資産から派生したデリバティブ契約を維持しつつ、破綻に賭けるCDSクレジットデフォルトスワップも平行して取引を増やす
13 デリバティブを正常に維持した状態で、または満期の償還を終えて、儲け終わったあとで方向性をCDSに転換する
14 デフォルト(破綻、経済ショック)を起こすためのイベントと、その引き金を引く。イベントはすでに決まっており引き金を引くだけ。
そのイベントにかかわる者はババを引くことになるが見返りは約束されている。本当の悪者は絶対にニュースにならない。
15 デフォルト発生
16 CDSで無限の富が入る
17 世界恐慌、相場暴落
18 暴落しきったところで、ためておいた「預金」で資産を買い漁る。
19 1に戻る

現在は「12」から「13」のフェーズでしょう。

フェーズ「6」がいつから始まったか?
それはこのチャートで一目瞭然ですね。

去年、2021年の12月から始まりました。
かなりのペースで進行しておりますのでそろそろ終わるでしょう。

2022年11月中旬から年末にかけてフェーズ「13」を完了し、
いよいよフェーズ「14」へ。

来年は年初から経済ショックの流れに入っていく可能性があります。

私達は単なる陰謀論として捉えるのではなく、
それを「利益」に替えていくのが仕事ですので、
恐れる必要はないですが、備えましょう。
註釋
年末、つまり12月のFOMCでは利上げペースを50bpsに落とす(利上げの終了)と言われており、ファンドを12月末で手仕舞うには、ヘッジファンドの45日ルールにより11月中旬には解約の申し出をしなければいけませんので、ドル高相場の転換の時期として一番早ければその時期ということになります。
交易進行
まだまだ短期国債の買われ具合が止まりませんので、通貨市場も米ドル高の流れが続きます。お伝えしたとおり11月中旬~12月まで続くか。
Trend AnalysisUSDJPY

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