ナスダック100先物、CPI・PPI予想上回る結果に揺れる

今週の振り返り

今週は火曜日のCPI予想上振れ、金曜日のPPI予想上振れの結果を受けて高値圏でグラついた週だ。
S&P500より揺れは大きいようだ。

月曜日に18,054を付け高値更新し、上昇目安の一つとしてた18,000を達成。
そこから高値更新は続かず、火曜日まで下落。

火曜日の下落はフィボナッチ61.8%でストップ、その後反発上昇したが高値は月曜日の高値に届かず、金曜日のPPIを受けて再下落。
金曜日の下落は週の安値には届いていないが、下ヒゲもなく、次週に持ち越す形か。

7日出来高移動平均線(水色線)の上を維持できなくなってきているのは注意したい。

点線の平行チャネルの下のラインがサポートラインとなっているが、今はまだ下抜けておらず今週はレンジ推移とも見れる。
まずは21日出来高移動平均線(緑色線)でサポートされるかを見届けたい。

次週はNVDA決算が注目されておりNVDA決算が天井との声も多い。
期待値が高い決算だけにどの程度beatするか注目が集まる。
アノマリー通り2月後半から3月が弱いなら、平行チャネルの下ラインを下抜けて、調整する可能性がある。

今週の不安定さが日柄調整で強気継続となるなら、節目の18,000超えをローソク足実体ベースで確認したいところだ。

次週のシナリオ
①上昇する場合

節目の18,000を実体で超えていくなら、強気継続と見て次の節目18,500にトライできるか上昇具合を見たい。

②下落する場合
21日出来高移動平均線および点線のラインを下抜けると、下落の始まり。

まずは1月31日安値17,130がわかりやすい場所だが、出来高が少ないゾーンのためもうひと押しあるかもしれない。

その場合は黄色のボックスゾーンが次の値止まり確認ポイント。
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