11月2日(水)のドル円アップデートです。
ドル円は日足レベルでのカップ&ハンドルを形成してきています。
上値ラインの引き方によっては、
・既にブレイクしている
・ブレイクしたが失敗した
といった見方も可能ですが、
今回は下値との並行ラインで検討してみました。
また青点線で変則的なiH&Sのネックラインも引いています。
まず基本の考えとして、カップ&ハンドルの上値のレジスタンスを
ブレイクすれば、さらに上値へという形です。
またiH&Sのネックラインをブレイクすれば
同様に上値方向へという事になります。
そのため基本的にはロングはブレイクを待ってという事になります。
次に波動展開を見てみると
戦後の360円からの75円を5波動として考えれば
アベノミクス以降の75円から125円が戻りのA波となります。
その解釈を広げると現在はBREXITの際の98円までがB波、
そしてその後のトランプ政権誕生から今に至るまでがC波形成中となります。
アベノミクスのA波が5波動で形成されており、
C波もトランプ政権誕生の際の強い上昇波で3波動形成されています。
となると現在の調整の後、5波動目が残されているはずです。
その場合可能性としては、107円からの現在の上昇が5波になる可能性、
もしくはトライアングルを形成したあとに
5波が開始される可能性のいずれかとなります。
しかしこれは大きな足から見た分析なので
どこかでずれている可能性があります。
一応現在はまだ5波を残すという考えを優先したいとは思います。
そして個人的な考えとしては
日足レベルのレジスタンスなので簡単には抜けないと思っており
まだ多少の上値余地を残すものの
その後はそこから反落する可能性が強いと考えています。
再度下値のサポートを試しに行くのではないでしょうか。
基本戦略としてはチャート内E地点からのL、
もしくは黄色ラインの上値ブレイク確認後のL。
現状は一旦様子見ですがもし入るならば
直近高値をSTOPにしてのSを繰り返す形でしょうか。