USDJPY(ドル円)は意識されている2021年3月31高値付近にあります。
上抜いていることは確かなのですが111円というラウンドナンバーの大台が意識されているように感じます。
それを踏まえて今後の展望を考えていきます。
・移動平均線での分析
上から綺麗に
5EMA
25EMA
75EMA
90EMA
200EMA
の順となっており、安定上昇局面と考えられます。
また、注目したいのは
25EMAと75EMAの間が安定した間隔を開けており、力強さを物語っています。
よって移動平均線からは買いと判断します。
・ライン分析
以前つけた2021年3月31高値は意識されているものの上抜いている
ただ、それ以上に111円というラウンドナンバーの大台が意識されているように感じられます。
今後意識されるとするならば青の水平線111.718円、112.229円となってくるでしょう。
現状のローソク足の勢いを見ていると
そこまで抵抗帯とならずに抜いていく可能性もありそうです。
よって、ライン分析からも買いと判断します。
・価格帯別出来高での分析
2020年2月の急落から3月への大きな戻しの結果、買いポジションはロスカットされ、売りポジションは利食い出来ているものと感じます。
このタイミングで利食いできていなくとも2021年1月までの大きな下げで、ポジション整理はされていると考えられます。
よって
これより上の所ではしこりがなく、実際に価格帯別出来高も少ないことから上昇余力が高いと考えています。
強いてあげるなら、前回高値である黒線113.608円あたりが抵抗帯となりうる可能性があるでしょう。
よって当面は買いと判断します。
・まとめ
移動平均線、ライン、価格帯別出来高のいずれも買いという判断から、総合的にも111円付近でのもみ合いをしっかり抜けてからは買いと判断します。