今週のドル円相場は注目ポイントが盛りだくさんです。
なぜなら、FOMCや日銀のイベントが控えているからです。
■FOMCについて
9月の利下げはすでに市場に織り込み済み。
現在の相場のセンチメントは、利下げの度合い、
つまり、1段階なのか2段階なのかに移行していると思われます。
■日銀について
次の利上げの時期については、様々な情報が飛び交っています。
ですが、大方の予想では9月は現状維持だろうという見方が強い
と思われます。
利上げするとすれば、12月、もしくは遅くとも来年1月
になるだろうというコンセンサスができつつあります。
このことから、大まかに言うとドル円は下がらない(円高にならない)
可能性が高いと考えられます。
そして、米国の利下げも織り込み済みのため、ドル売りにも繋がりにくい。
つまり、ドル円は上昇する可能性があるという仮説が成り立ちます。
しかし、今すぐドル円を売買するわけではなく、基本的に指標発表のあるときの
トレードは避けるべきと考えます。
今週は、祝日や経済指標で満ちているので、様子を見るつもりです。