疲れ様です!先週の展望の方も、また沢山の方に見てもらえた事が本当に嬉しく感じております!ありがとうございました(^^♪需要が有る限りは書き続けますので、また今週もよろしくお願いします。
では先週の値動きの振り返りから・・・
・月曜日は朝から上昇し、強いドル高を伴いながら先々週の年初来高値であった149.714を軽々と更新。同日23時のISM景況指数も49.0とまずまずの結果で米要人のタカ派に反応し上昇要因となりました。
・ただ、そこからはドル高も落ち着き、火曜日のNYタイムにかけては150円を目前に上値の硬さと介入を強く警戒しながらも、やはり一度は上値を目指していこうとする様なジワ上げ相場が続きました。同日、火曜日の23時、JOLTS求人の結果では予想の8,800千件に対し9,610千件と強く上振れ、ドル円もその動きに反応するようについに150円を突破!
しかし、ドル円はそこから一気に物の2分弱で150円超えから147.33円まで2.3円強の落差で暴落。また前回の為替介入の時の様に断続的に1時間近く下落していくのか?と思いきや、下落したのはその数分間だけで、1分後には一時149.5まで一気に戻し、その後も149.1円付近で推移しました。
※現在はこれが介入であったのか、そうでなかったのか、日銀がその事実を明白に公表しておらず未だ真相は不明で、市場ではどちらの憶測も流れています。私としては介入であったのでは?と思っていますが、ぶっちゃけ、ボラを作ってくれるならどっちでもいいと思っています。(笑)
・水曜日以降、相場は完全に方向感を失いながら、短期的には高値を切り下げながら緩やかに下落、ADP雇用報告の結果も下振れで、予想の15.3万人に対し結果が8.9万人となりDXYも発表直後は素直にドル安で反応したがその後数時間乱高下し、ドル円も動きが読めない中多少上下に揺さぶれれる。しかし安値は9/29の16時台に一度サポートされていたライン148.759が意識され続け徐々にディセトラのチャートパターンが形成されていきました。
・木曜の朝9時にはついにそれもブレイクされ、4時間足レベル実体抜けで確定。しかし、急落後現在のチャート書いてある4時間足目線以下で見ている直近安値と仮定している148.262を付けた後、底値も固めるそぶりも無く反発上昇し下落前の149円台にほぼ全戻しされる。
同日21:30の新規失業保険申請件数の発表では予想の21.0万人から結果は20.7万人と、良い結果となり一時上昇し、安値切り下げもこれで終了か?!と思いきや、上髭になりそこから更に同日安値付近まで2番底をつけに下落。DXYも下落で反応しました。
木曜から金曜の深夜帯ではロシアの核準備します発言にドル円も更にリスクオフ加速か?!と思えるようなヘッドラインも発表され、その日は夜中までずっと安値を切り下げるかと心配しましたね(笑)
・そんな心配も無かったかのように、金曜日は朝にかけて順調に底固めし、小さい動きの中にも高安を切り上げるように上昇ダウ理論の動きに沿って再度1時間足20SMAの上に定着し、短期では上昇反転しました。それからNYタイム迄ほぼストレートに上昇し続け、同日21:30の米雇用統計では大きく上昇。結果としては4時間足20SMAからの反落が起こることは無く、火曜日の急落以降、短期足でずっと切り下げてきた戻り高値ラインを全て上抜けブレイクし、ショートのロスカットを巻き込むように急上昇しました。
その後はDXYと円が同じ方向で乱高下した為か、軽く戻しは有ったものの、ドル円は週足確定まで高値圏を維持しながら149.3台で終了しました。結果、ドルの動きに対して常に円安がとにかくしつこかったって感じです。
というのが前週の動きでした。
これら上記の振り返りは、当時の指標発表時の動きや、DXYとの関連性を紐づけすることを敢えて意識して書いていますが、私は実際にこれをリアルタイムで分析しながら投稿しています。
以前から長々と戦略をお伝えする前に、まず先週の動きをおさらいする所から私は書いていますが、これを見ている皆さんに覚えてほしい事は、「動きの中身を全て理解し解読することは不可能」ではありますが、私が大事としている要素の一つであるファンダの中でも、ドル円にとっては特に重要なアメリカや日本の指標発表の結果が予想に対して良いか悪いか位の解釈と、1時間足~4時間足レベルまでのチャートをテクニカル分析する力を持てるようになれば、私の様にある程度なら相場の動きを予測しシナリオを立てていけるようになると思っています。
それによって、【真のトレードチャンス】とはどこなのかを理解できるようになれると思っています。
私の主観ではありますが、本当にチャンスと呼べるようなタイミングは
・1時間足を主軸とするデイトレードレベルでは、週に2~3回位の頻度でしかチャンスが無いという事。
・4時間足レベルのスイングトレードレベルでは月に1~2回くらいしかチャンスが無いという事。
が分かるはずです。
私はそもそも、大きく値幅を取れるような場面(トレンドが発生する場面)でのトレードを得意としており、いつもそれを意識してトレードの資金管理やTPSLの設定を行っています。
一説には、相場の7割はレンジという言葉もあります。
その言葉が本当なら、トレンド、つまりチャンスは全体の3割にしか満たない事になります。
それを踏まえれば、デイが週に2~3回、スイングは月に1~2回というのも何となく伝わってくるのではないかと思います。
皆さんが思っているような、毎日利益を上げるデイトレーダーというのは、つまりですが時間軸が極端に短い傾向があります。恐らくは15分足以下のチャートをメインで見ているはずです。
確かに時間軸を落とせば落とすほど相対的にチャンスは増えますが、逆に短期であればあるほど値動きの騙しや、それに応じてリスク管理の度合いが高まり、細やかで速やかな情報処理能力が求められ・・・まぁハッキリ言って相場の初心者には当然ですが勝つことは難しくなります。
ですから、私ですら、1日数回~数十回の(超短期の)デイトレや、スキャルピングは滅多にしない上、短期であるほどロットも多く張りません。
なのに、SNSでも見ていると、初心者の方と思われるアカウントではなぜか多く選ばれやすいトレードスタイルに短期トレードが入っています。
最初はビビッて少量でちょっとづつ、ゆっくり間をおいてやっていたはずなのに、すこし慣れてきたと思えばなぜか短期でロット貼って、負けたら更にロット増やしてどんどんどんどんエスカレートしてトレードしてしまいますよね?
「いや、寧ろもうしちゃってますよね?」
で、退場でしょ?
分かるでしょうそんな事、良~~く考えれば。
でも一回はやらないと分からんものなんですよね…。
それを体験するまで分からなかった当時の私も、すでに複数回資金0にしたことありますから(照)
だからこそ敢えて言います、初心者はもっとスイングしろ!そしてもっと相場に長く生き残れ!
そうすればいずれ、相場の何たるかが見えてくるはず。
それが解る前に、大体みんないなくなっちゃうんだよ。だから最初は勝って爆益を生み出そうという考えは一旦捨てて、最初の1年間はマイナスでもいいから資金をなるべく0にせず生き残る事、それが出来たら微益でもいいからプラスで1年間は生き残る事を目標にしてみてほしい。
3年目に入ったら利益を追求していく事を考え始めて、その考えがトレードに結果として表れてくるのが4年目以降。というくらいのスパンで見ていないと、まぁ1年すら持たないよ、ほんとに。
それは統計的なデータでも出てるからね。自分だけは特別にいけるだろうなんて甘い考えを持たない事です。
話がめっちゃ逸れましたね。すいません。ついついここでは文字を多く打てるので熱くなっちゃいます。
じゃあトレード戦略書いていきます。
【トレード戦略】
先週、週足は下髭の長い陰線で、クロスの形です。頭打ちしているような印象のローソク足ですね。
日足は金曜の陽線で木曜の足に対しては包み足となり、厳密には日足20SMAにタッチしていないんですが、今となってみればほぼそこから来た反発上昇と見ています。
4時間足の20SMAの上まで無抵抗できたことも考えると、今はテクニカル的は短期足から徐々に上昇転換していっている最中だと思います。
これが年初来高値の150.160を実体で更新出来ればそれが確定となる訳ですが、勿論このまま一方通行という訳にはいかないでしょう。
というのも、しばらく起こっていた米長期金利が、天井圏の動きになってきている可能性が有る事と、ドルインデックスについても同等に頭打ちしてきており、先週も続けて下降してきている事。実は円安相場も短期的にみて底打ちしている事。これらはチャートを見てそう思うのも有りますが、先週の指標結果に対する相場の動き方を見ても、リスクオフ相場になってきている事も踏まえて、私的見解ですが徐々にファンダの方にもそれが表れてきていると察しています。
私はあくまでも最終的にはテクニカルを重視する方なので、
戦略としては、とりあえず週明けは今の上昇の勢いに順張りで、押し目買いロング。
ただし、この位置からは年初来高値を超えてくるまではデイトレレベルの押し目買い戦略細かく取っていきます。
先週入っているスイングも、150円到達か、その手前位で利確の予定。
以前から効いている上昇チャネルはまだ意識されているはずですが、長い事150円手前でもみ合った為に、今1~4時間足チャートに引いている下降チャネルラインが予想で引いてあります。
そのチャネル上限付近は現在150円の下に位置しますが、これが150円タッチ前に特に反応する様なら、そこからの売り戦略も検討しています。
しかし、上昇チャネルと下降チャネルが交差する中にできた菱形の形状の中で推移するチャートパターンを「ダイヤモンドフォーメーション」と言いますが、この菱形の中にローソク足(髭はある程度は無視して良い)が綺麗に決まると、そこから相場転換、又はブレイクした方向にトレンドが発生しやすい形とも言われます(いわゆる三角持合いを左右対称にくっつけた形です)。しばらく先の話ではありますがその先のクロスするエリアより右側のエリアを真空地帯とも言います。
ここ迄レンジが長引くと、テクニカル的に予想が難しくなっていきます。
だから今週中にトレンドが発生してくれるといいのですが。。。
まぁ頑張りましょう!