米国株の週足:中途半端に高い
** S&P500種株価指数 SPX が3週間続いた連勝を止める。
** とはいえ、前半戦の花火は (link):ナスダック総合 IXICは前年同期比18.1%上昇、S&P500は14.5%上昇、ダウ DJIは3.8%上昇。
** しかし、SPXが (link) 壁にぶつかっている可能性があり、 (link) 2%以上の下落が続いているため、トレーダーを悩ませる懸念がある。
** DJIは40kとその高値に向かって戻したが、その後後退した。 (link)
** IXICについては、内部勢力の遅れが赤信号のままだ。 (link)
** 問題は、米国株の雄牛が (link) を走り続けるだけのアニマルスピリッツがあるかどうか?
** ほとんどのセクターが損失を計上。素材と公益事業が最大の打撃を受け、エネルギーと通信サービスが最も上昇した。
** 消費財 S5CONSは0.7%下落。ウォルグリーン (.WBA.O)、利益見通しの下方修正と米店舗閉鎖で (link)、30年来の安値近くまで沈む。WBAは24%急落。
ウォルマート WMT、CFOが (link) 第2四半期は "困難 "と指摘し下落。
** インダストリアル S5INDUは0.6%安。フェデックス FDXが予想を上回る25年度利益見通しを発表するも (link)、株価は18%上昇。
** テック S5INFTは0.4%安。メモリチップメーカーのマイクロン (.MU.O)、第3四半期のレブ見通しが控えめで下落 (link)
半導体指数 SOXは1%下落。
** 金融 SPFは0.2%下落。ゴールドマン・サックス GSは米連邦準備制度理事会(FRB)のストレステスト結果を受け、木曜日に2%下落。 (link)
しかし今週は、S&P500銀行指数 (.SPXBK)が2.6%上昇し、KBW地域銀行指数 (.KRX)は5.1%上昇した。
** 消費者裁量市場 S5COND は0.5%上昇。アマゾン・ドット・コム (.AMZN.O)、AI熱と利下げ観測で評価額2兆ドル (link) に。AMZNは2%上昇。
カーニバル CCL、クルーズ需要の持続で年間利益見通しを再度上方修正しスピードアップ (link)
しかし、ナイキ NKEは、競合他社に市場シェアを奪われ、サプライズで売上高が減少する見通し (link)、22%下落した。
** 通信サービス S5TELSは1.3%上昇。メタ META、アップル AAPLとのAI提携交渉報道で上昇 (link).メタは2%近く上昇。アルファベット (.GOOGL.O)は、ローゼンブラットがAI検索懸念で「中立」に引き下げた後、金曜日に下落。
** エナジー SPNは2.7%急伸。需要期待で原油価格が上昇 (link) 。
** 一方、投資顧問の強気派 (link) は2024年の高値になびくが、個人投資家の弱気派 (link) は反発する。
** SPXのYTDパフォーマンス:
テクニカル | 27.8% |
通信サービス | 26.1% |
SPX | 14.5% |
金融 | 9.2% |
エネルギー | 9.1% |
公益事業 | 7.6% |
ステープル | 7.5% |
インダストリアル | 7.0% |
ヘルスケア | 6.9% |
裁量 | 5.2% |
素材 | 3.1% |
不動産 | -4.1% |