yukatin

ドルインデックス ドル安トレンド転換の警戒ポイントはここ

看空
TVC:DXY   美元指數
チャートは4時間足です。

昨日発表されたアメリカの製造業PMIの数値は良かったものの、ISM製造業景況指数の方は悪い結果となりました。
また、新規受注・雇用の数値も悪化しており、マイナス材料としてドルは下落しました。
昨日は111.7ドルあたりのレジサポラインが意識されていたのですが、そこを下にブレイクした形になっています。
チャート形状からすると、ここからはチャネルラインで引いた下限付近である110ドル付近まで下落しそうだなと思います。

またクレディスイスの経営不振もあり、倒産まではいかなくとも本格的にアメリカの景気が崩れる一歩手前まで来ているのかなと言ったところで、
FRBが今後(特に来年の前半から)金利引き締めも緩まるといった観測も出ているのかなと思います。

今のドルの下落から相場転換が来るのかどうかは分かりませんが、ひとまず警戒しておきたいポイントだけ抑えたいと思います。
先ほど言ったように今のチャートから109~110ドルあたりを下に割れてくるとトレンドが変わる可能性が高いと考えています。
そこのプライスアクションを見て、とりあえずは110ドル付近に来た場合はドル高トレンド継続の頭で押し目買いは検討したいと思っていますし、リスクリワードで考えると買いから入る方がいいかなとは思います。

ただ、109~110ドルあたりを下に割れてきたらすぐに損切りして、米経済指標のタイミングなど見ながらドル安方向に舵を切るのも視野に入れたいと考えています。

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