(EURUSD) ユーロドル 週足
ユーロドルの週足チャートを見ると、動きに変化が出てきました。
移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージから第6ステージへと移行していきました。
2018年7月に第4ステージ移行してから初めての第6ステージです。
当然、週足での第6ステージへの移行はそれなりに大きな変化です。
(ステージが難しいという方は下記の移動平均線大循環分析~基本編~をご覧ください。)
そして、今回はチャートの下に折れ線グラフと棒グラフを入れています。
これは何かといえば、CFTC(米国の先物取引委員会)が発表しているユーロの大口投機家(ファンド)ポジションの推移です。
緑色がロング(買い)で赤色がショート(売り)のポジションです。
棒グラフは買いと売りの差です。
上の移動平均線大循環分析のステージと大口投機家(ファンド)のポジションの動きがよく似ているのが分かります。
下降トレンドの時は、ファンドは売り越しになっていました。
そこから、移動平均線大循環分析のステージに変化が出てくる少し前に、ファンドは売り越しから買い越しに変わっていました。
ファンドが上手く立ち回っているのが分かります。
内容を見ると、買いを増やしたというよりは、大量に持っている売りを決済したことで買い越しになっています。
ここから、買いが増加してくるのか、それとも、再び売りが増加してくるのか。
チャートの変化と共にファンドのポジションの動向にも注目していきましょう。