快照

久しぶりの投稿になります。
今後はこれまで通りNTトレードやスプレッドボリンジャー、さらには出来高分析(価格帯別出来高やVWAPなど)の投稿を行っていこうと思っています。是非ご覧ください。
本日は、先日のキラメキの発想でご紹介した日経225VWAPスロープ戦略をご紹介します。ルールはシンプルですが、再確認しておきます。
ルール①:日経225ミニ先物の8時55分から9時00分までの5分足が陽線になっているか、陰線になっているかを利用します。
→陽線の場合、225は下落傾向、陰線の場合は上昇傾向になりやすい。
ルール②:9時時点で、前日のナイトセッションからのVWAPの傾き(スロープ)が上昇しているか、下降しているかを利用します(つまり、前日16時30分から当日9時までにVWAPが上昇しているか、下降しているか)。
→スロープが上昇の場合は、225は上昇傾向、下降の場合は下落傾向になりやすい。

以上の2点を使って、その日の日経225の日中セッション(9時から15時15分)の傾向を探っていきます。ルール①とルール②の傾向が一致した場合にのみ、その方向に買いや売りを考えていくことになります。便宜上、チャート画像は日経225ミニ先物の15分足を示していますが、皆さんは5分足でチャート表示すると良いと思います。

6月5日は、ルール①は陽線(陽線は赤、陰線は緑表示)、ルール②は下降(判定はトレーディングビューのVWAPインジケーターを利用してください)という結果でした。なお、私はVWAPが上昇しているか、下降しているかが一目で分かるように、pineスクリプトを使って、独自のVWAPインジケーターを作っています(ラインが緑の場合は下降、赤の場合は上昇)。
よって、今日はショート方向でマーケットを見ていくことができます。自動売買向けのシステムではないので、その他の条件も加味して考えてください。
そして、キラメキの発想でもお話した通り、15時15分の引けまで一方通行で上昇・下落していくことは少ないので、午前9時半頃、もしくは中国市場が開始するタイミングなどで早期決済を考えることも必要です。

なお、VWAPラインの上下に黄色のラインがありますが、VWAPの標準偏差バンドを示しています。ボリンジャーバンドと同じような使い方をしますが、トレンド判定や支持線・抵抗線として機能する有効なラインになります。こちらもトレーディングビューのVWAPインジケーターを使えば、見ることが可能です。

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岩本祐介
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