【複利効果を活かして運用する】米国株式ETFになぜ投資すると良いのか?

■米国ETF投資
米国ETFの代表格「VTI」の平均年間利回りは8.67%です。

VTIはバンガード社が運用を行う上場投資信託(ETF)で、米国約4000銘柄の米国株式で構成されています。
構成比率内容は大きい順に以下の10社
1: アップル    (5.55%)
2: マイクロソフト (4.90%)
3: アマゾン    (2.50%)
4: アルファベット クラスA (1.46%)
5: テスラ     (1.51%)
6: アルファベット クラスC (1.46%)
7: バークシャー・ハサウェイ(1.29%)
8: ジョンソン・エンド・ジョンソン (1.14%)
9: ユナイテッド・ヘルス  (1.12%)
10:メタプラットフォームズ (1.08%)

VTIの直近1年の利回りは「−14.2%」でしたが、3年間平均は「+9.6%」、10年間平均では「+12.5%」にもなります。


■複利効果
運用で得た利益を再投資することで利益が利益を生み、運用資産が増えていく仕組みのことです。
運用益を再投資することで、元本に運用益を加えた金額に対して利息がついていきます。

毎月10万円を30年間「VTI」へ投資した場合(単純計算ですが)
銀行に預けていた場合、360ヶ月後(30年後)は『3600万円』です(金利0計算)。
VTIへ投資し続けていた場合は、利回り7%で計算すると『9000万円』になるのです。

リスクの高いトレードや銀行貯金をするよりも、VTIの様なETFに30年投資し続けるだけで結果は全く異なります。


■市場の状況は調整局面
チャートはVTIの週足を約10年間表示しています。

米国市場は2022年は大きく下落していますが、VTIチャートを見て分かるとおり、2020年コロナショック以降の上昇角度(赤)は急すぎました。
見方によっては現在はその調整とも考えられ、ようやく従来の平均付近(青)にまで下落してきています。

S&P500/ダウ/ラッセルもここからすぐ反転上昇とはいかないにしろ長期的に考えれば米国市場は今後も上昇していくと考えられ、ひとつの投資先としては良い選択だろうと思います。

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